「今すぐに作曲を始めたい!」
「でも何をしたらいいのかわからない!」
そんな人に向けて、すぐに実践できる作曲方法を伝授いたします!
作曲を始める前の準備!
⚪︎音楽の基礎知識を知ろう!
今回の作曲術では、難しい音楽理論は不要です。義務教育で習うような知識があれば十分です。
具体的には下記のような知識があればOKです!
・キー(調)
・コード(和音)
・音符の種類、リズム
・テンポ、拍子
・楽譜の読み方
⚪︎作曲環境を整えよう!
作曲をするには、「パソコン&DAWソフト」もしくは「楽器」のどちらかが必要です。
楽器は弾けるようになるまで時間がかかるので、今から始めるなら「パソコン&DAWソフト」がおすすめです!
ちなみに私の作業環境はこんな感じです!よろしければ参考にしてみてください!
・パソコン(MacBook Air)15万円くらい
・DAWソフト(Logic Pro)3万円 ※無料お試し期間が3ヶ月ほどあります。
・MIDIキーボード(AKAIの25鍵)2万円くらい
・ギター(YAMAHA パシフィカ)7万円くらい
・BOSS KATANA:GO(ヘッドホンアンプだけどパソコンに繋いで録音もできる)2万円くらい
・SONYの普通のヘッドホン 2万円くらい
→意外と高いものもありますが、自己投資と思って思い切って買っちゃいましょう!
もちろんご自身のお財布事情と相談しながらですが笑
作曲をしよう!
⚪︎まずはコード進行から!
コード進行には著作権がありません。そのため、既存の曲からどんどんパクることができちゃいます!
好きな曲を参考曲として、コード進行をそのまま引用しちゃえば、簡単にコード進行を作れます!
このとき曲のキーも決まりますが、一度CメジャーもしくはAマイナーに移調するのがおすすめです。
そうすると、みなさんおなじみの白い鍵盤だけでメロディーが作れるので、この後の作業がとても楽になります!(DAWならキーを戻すのも簡単です!)
⚪︎曲の全体像を考える
曲の構成は(Aメロ、Bメロ、サビ)などのこと。基本的には参考曲と同じでOKです。
拍子は参考曲と同じにするか、4/4拍子が作りやすいです。
テンポは参考曲とは変えるようにしましょう。
同じにしてしまうと、このあとのメロディー作りで参考曲と同じようなメロディーしか思い付かず、苦戦することになります。
⚪︎メロディーを1から作ろう!
メロディーには著作権があるので、コード進行のようにパクることはできません。
一から作る必要があるため、この工程が作曲の中で一番楽しく、また難しい作業だと思います。
もしメロディー作りが煮詰まった時は、著作権にひっかかることなく参考曲から引用できる裏技があります。その方法は後日公開予定です!
J-POPでよくある下記のような構成の曲(1A→1B→1サビ→2A→2B→2サビ→C→サビ)では、
次のような順番で作るのがおすすめ
サビ→Aメロ→Bメロ→Cメロ
サビは曲の顔。一番作り込みが必要な部分なので、最初に取り掛かりましょう。
4度以上の跳躍を入れ、一番高い音をサビに入れると盛り上がりを演出することができます。
Aメロはサビと対照的なメロディーを入れるといいです。
音程は低め、2度の移動を原則とし、跳躍は3度までにすると、サビと異なったメロディーになります。
BメロはAメロとは違った変化をつけるよう意識しましょう。
リズムを細かく刻んだり、逆に伸ばす音を多くしたり。
またBメロ終わりの音はファorシにすると、サビに向けた高揚感や浮遊している感じを演出できます。
ただコード進行によっては不自然になることもあるので、もちろんファやシ以外の音でも大丈夫です。サビに盛り上がりが繋がる感じの音を選びましょう!
歌詞を作ろう!
ここまでで実は作曲は終了しています!
ただ、皆さんが作りたいような曲には歌詞も必要だと思いますので、歌詞の作り方も伝授しますね。
まずは5W1Hを考えましょう。
5W1Hとは
・いつ(where)
・どこで(when)
・誰が(who)
・何を(what)
・なぜ(why)
・どのように(how)
5W1Hで歌詞のテーマがなんとなく見えてきたと思います。
さらに、下記についても曲のテーマに合いそうなものを考えましょう。
・季節
・色
・天候
・感情
・一人称
・二人称
→これらを考えると、歌詞の情景がよりくっきり見えてくるんじゃないでしょうか。
ここまで考えられたら、実際に歌詞を考えていきましょう。
歌詞を作る順番もメロディーと同様、サビ→Aメロ→Bメロの順番で。
以上で完了です!
どうでしょう?この方法なら、今すぐにでも作曲を始められそうじゃないですか?
ちなみに、楽器をつけたりハモリを入れたりするのは編曲・アレンジといった作業になります。
アレンジは作曲に比べて遥かに難易度が高い作業ですが、”Logic Pro”というソフトを使えば、AIが勝手にドラムやベース、ピアノをつけてくれます。曲のイメージに合わせた感じに変更することも可能なので、”それっぽい”オリジナル曲を簡単に作れます!
初心者である私が作った曲はYouTubeチャンネルにあげてますので、ぜひ聴いてみてください!
それでは、また別の記事で会いましょう!さようなら!